株式会社 都精機

小型精密歯車のエキスパートとしてお客様のあらゆるニーズにお応えします。

回転と力を伝える歯車の製造は、高度で複雑な技術が必要です。
長年にわたり蓄積してきたノウハウと一貫生産体制を活かし、安定した品質と確実な納期でお届けします。



昭和28年に創業以来、歯車をはじめ精密小型機器部品の加工をおこなっている都精機。
小型歯車であればなんでも作れると自信をもって語る矢都木社長に、事業や今後の展望についてお聞きしました。

事業内容を教えて下さい
 当社では精密小型機器部品の加工を行っています。主な品目は精密小型歯車で、いわゆる歯切り加工が得意分野ですが、旋盤、フライスから歯切りまで行う会社は少し珍しいかもしれません。
御社の歯車はどの様な製品に使われているのでしょうか?
 当社の歯車は、主に航空機や電子顕微鏡などの部品に使われています。歯車といってもその形状は様々で大きさも違います。また、プラスチックのように大量生産が可能な素材もありますが、当社は小型で高い精度が求められる歯車を専門としています。具体的にはモジュール1以下ですね。
航空機などに使われるということはかなりの精度を求められるのではないですか?
 そうですね、当社の歯車は油圧系統に使われていますが、全数検査が必要ですし、品質保証書などの書類関係も整備しなくてはなりません。
高精度を達成するために大切なことは何ですか?
 まずは設備や切削工具の性能が重要です。ですから高精度の工具を揃えています。それから様々な歯車に合わせた治具も大切になってきます。当社の扱う歯車は多品種小ロットであるため、それだけ冶具の種類も増えてしまいます。
多品種小ロットということですが、年間何種類くらいの歯車を扱っているのでしょうか?
 正確に数えたことはありませんが、およそ1000種類くらいだと思います。
1000種類とは凄いですね。最後に今後の目標をお聞かせ下さい
 歯車は、成長産業であるロボット関連や医療機器分野での使用用途の広がりが期待されています。昭和28年の創業以来、長年にわたり蓄積したノウハウを活かして、新しい分野にも挑戦し、他社とは一味違う存在になれればと考えています。

株式会社都精機
住所 三鷹市新川4-7-1
代表者 矢都木 力
設立 昭和28年
資本金 2,000万円
従業員数 22名
事業内容 精密小型歯車、精密ねじ、航空機部品、医療機器部品、測定機器部品